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デジカメユーザには常識? スマホカメラの画素ってなんだ? 

夜景が綺麗に撮影できることを謳っているカメラに疑いの目を向けながら、その実なにも見えていないモンちゃんです、こんにちは。私の視力は0.01台です。

スマホが世界に産声を上げてから、約10年。
その中で誰の目にも明らかな進化を遂げて来たものが、ふたつあると思っています。
それがスマホのディスプレイと、スマホ搭載のカメラです。
メモリ? RAM? デュアルコア? クアッドコア? せめて日本語で喋ってくれる? という私のようなひとでも、「綺麗に見えるディスプレイ」と「綺麗に撮影できるカメラ」と聞けばちょっと気になってしまうのではないでしょうか?

ディスプレイは、ひと目見れば文字どおりその性能がわかります。
しかしカメラではそうも行きません。スマホのスペック表を見ても焦点? 画素? 日本語にすればいいってもんじゃないよ! という気持ちに……

そんなわけで今回は、そろそろスマホのスペック表をきちんと確認し、自分の理想のスマホを探せるヒトになることを目指して調べた、「デジカメユーザには常識? スマホカメラの画素ってなんだ?」をご紹介させていただこうと思います。

デジカメユーザには常識? スマホカメラの画素ってなんだ?

読めない漢字は字に非ず、単なる記号である……と私は考えております。
文章を読んでいてもなーんか頭に入って来ないな〜なんてなると困るので、まずは読み方をご紹介しておきます。
「がそ」です。

命名、画素

読み仮名だけ聞くとちょっと妖怪っぽい……と思ってしまうのは京極堂シリーズの読み過ぎでしょうか。読み過ぎですね。

そもそもこいつが幅を利かせている理由は「ディスプレイ」の仕組みにある

「画素」のことをお話するには、まずはディスプレイの仕組みからお伝えしないといけません。

今は亡きブラウン管テレビ

今では「ちびまる子ちゃん」や「サザエさん」で見かけるぐらいになってしまった、「ブラウン管テレビ」。
イマドキの若い子はそもそもこれを見たことがないかもしれませんが……
スマホを含めた、ディスプレイ全般の仕組みというのは、この「ブラウン管テレビ」の時代からあんまり進化していません。

「ブラウン管テレビ」は近づいて見ると、小さな点が集まっていることが見て取れました。
ひとつひとつの点が集まって、遠くから見ると普通の絵に見えているのです。

この小さな点を表現する(任意の色に点灯させる)技術は変わりましたが、スマホの画面も結局のところ「点」の集合体です。
近ごろのスマホは1つの点に見えないほどの点が集まっていますが、点は点です。

まずは、このことを覚えておいてください。

「画素」ってこんなやつ

「画素」はこのスマホ(というか、現代のディスプレイ全般)の画面を表現する「点」です。
英語だと「ピクセル(pixel)」といい、単位的に使うときはこちらを使うパターンが多いように思います。
「1ピクセル」みたいな感じですね。「1ピクセル」は「点1個」です。

ちなみにこの画像は、「いらすとや」さんからお借りしているものです。
これは横333ピクセル、縦400ピクセルなので、約13万個の点を用意し、ひとつずつ色をつけることで「絵」に見せ(かけ)ています。

再びブラウン管テレビのエントリー

ですので、拡大するとちゃんと点が見えるようになります。
写真がスマホなどのディスプレイで一見綺麗に拡大できるように見えても、現実の虫眼鏡とは違い、拡大率を上げれば、いずれはこうして点がわかるようになります。

拡大すればなんだってこんなもんさ

スマホカメラのスペックに記載されている「画素数」というのは、そのスマホで撮影した写真がいくつの点で構成されるかを示しています。
スマホのスペック表を見て、画素数が800万ピクセルなら、そのスマホで撮影した画像は何を撮ろうが800万ピクセルです。

「画素」は多くてもいいけれど……

ここで、「じゃあ画素数が多くて、いっぱいの点でできた画像は綺麗ってこと?」と思われた方もいるかもしれません。
実はこれがちょっとした落とし穴です。

センチは参考にしなくてよいです

なめらかな画像を実現するためには、「どれくらいの広さに、どれくらいの点が入るか」が重要になります。

上の画像はあくまで例ですが、スマホを徐々に離してみると、「5cmに1ドット入る場合」のほうが早く「三角形」に見えると思います。

また、これくらい大きな点なら人間の目でも、変化がわかります。
しかしながら最近のスマホは、1cm2にいくつの点が入っているか、人間が数えるのは不可能なほど「点」が細かくなっています。
だいぶ前にスマホに搭載されて話題になった「Retinaディスプレイ」は、「人間の網膜では『点』には見えないくらい小さい点にしました!」ということが名前の由来です(Retina=網膜)。
もうそこまでのレベルになってしまっているわけです。

よって、スマホ上で原寸大の写真を見る限り、画素数はもはや「飾り」レベルといっても過言ではないでしょう。
1cm2に点が1万並ぼうが、2万並ぼうが、もはや人間の目では捉えきれないからです。(計算していないので数字は適当です)

しかもスマホごとの「1cm2にいくつの点が入るか」は、スマホのディスプレイ側のスペックです。
スマホが映し出せる点の数は決まっているので、画素数(写真として映したい点の数)が増えると、縮小されたり途中で切られたりと残念な目に……

画素数>スマホで映せる点の数になると、ようやく巷で聞く「画素数が多いほうが綺麗に見える」という理論が成り立ちます(拡大されて汚くなったり、周りに枠をつけられたりする)。
この状況が起きるのは、スマホではなく、PCやテレビで映すとき・印刷するときくらいです。
スマホで写真は撮るけど、他環境では見ないな〜見せないな〜なんて方は、スマホの「画素数」はあんまり気にしなくてもいいと思います。
(画素数的に)自分のスマホで綺麗に写真が見えるかどうかは、スマホ売り場でパシャッと撮影してみれば一発でわかります。

ただし、年賀状にスマホ撮影した写真を載せたいな〜なんてとき、画素数が大きいほうが「大きくてなめらかな写真を使える」ということは覚えておいてくださいね。

ちなみにコレと「画素」はあんまり関係ない

「画素」が点であることは、ここまでのお話でおわかりいただけたかと思います。
そして「画素」はあくまで「点」の入れ物であって、「点」を構成する情報(というか、点ごとの色と位置)は決められません。
スマホの写真撮影における点ごとの色や位置を決めるのは、スマホのスペック表のまた別の部分に書いてある数字です。

具体的にいうと、「夜景が美しく撮影できる」「色鮮やかに撮れる」などの「撮れ方」のうたい文句になっているのは、画素数によらない部分なので悪しからず。

終わりに

蓋を開けてみたら、色々と小難しくなってしまった「デジカメユーザには常識? スマホカメラの画素ってなんだ?」の調査結果。
結局スマホすごいで頭が止まっている私には、「いいスマホカメラとはなんだ? そもそもスマホとは?」という感じで、哲学的なドツボにハマりそうな予感がします……

モンちゃん

モンちゃん

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